髪が傷む原因はカラーじゃないー美容師が語るオキシ除去という新しい習慣。

こんにちは、株式会社ビプロスの安達ヒロキです💇‍♂️

今日は「ヘアカラーのアフター処理」について、
そして“過酸化水素(オキシ)除去”というテーマでお話ししたいと思います。

🧴 カラーのダメージ、本当の原因は?

お客様にこう言われた経験、ありませんか?

「カラーしたばかりは良かったけど、数日後にツヤがなくなった」

「色が落ちるのが早い気がする」

実は──原因はカラー剤そのものではなく、
髪や頭皮に残ってしまう「過酸化水素(オキシ)」なんです。

カラーやパーマの工程で使われるこのオキシは、役割を終えても髪の内部に少し残り続け、時間とともに酸化反応を起こし、ツヤや柔らかさを奪っていきます。

🔬 ケミカルを“楽しむ”ための後処理

ヘアカラーは悪ではありません。
むしろ、美容師のクリエイティブを最大限に表現できる技術です。

だからこそ、
「オキシを抜く=髪を守る」ではなく、
「オキシを抜く=ケミカルを最大限楽しむ」
という発想が、これからの時代のスタンダードになると思います。

💬 秋田から広がる現場の声

秋田県の「ビートル田中オーナー」に、
実際に導入後の変化を伺いました。

「私は“ケミカルメニューをしても、ずっとロングヘアーでいてもらいたい”それが美容師としてのテーマです。
前処理だけでは足りない。
ホームケアだけでも足りない。
だからこそ、店舗でのアフター処理が本当に大切なんです。」

田中オーナーのサロンでは、
施術後に“香りを選べるオキシ除去”を取り入れ、その場で反応(膨張・分解)を目で見て体感できる実験を行いました。

「初めて見た!香りも良くて、お客様にも伝えやすい」
導入後、質感・香り・ツヤ感の違いを感じたお客様がリピート。
すでに“アフター処理込みのカラー”が新しい価値として定着しています。

🌿 変わるのは“お客様の満足”だけじゃない

カラー後のダメージケアが“当たり前”になると、美容師自身の提案にも自信が生まれます。

「髪を守るケア」ではなく、
「ケミカルを楽しむためのケア」へ。
お客様が“次のカラーも楽しみ”と笑顔で帰っていく──
そんな未来を、現場の手から作っていけると思います。

💡 30分で体感できる“変化”

私たちは、実際にサロン様を訪問し、
カタラーゼ酵素による過酸化水素の分解実験を行っています。
オキシが“水と酸素”に変わる瞬間を、
目で見て、香りで感じていただけます。

この体験を通して、
「オキシ除去の必要性」を理屈ではなく感覚で理解してもらえるはずです。

✂️ 美容師から美容師へ

この発信を読んでくださっている美容師の皆さんへ。
「ケミカルを楽しむ力」は、知識よりも“伝える力”です。


オキシ除去は、ただの工程ではなく、
お客様の未来の髪を守る“約束”だと私は思っています。


ぜひ一度、現場でその変化を感じてください。